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ネットの片隅で藤○の日々をだらだらと書き記していきます。
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日時:2006年9月30日

場所:沖縄県恩納村沿岸 マリンハウスシーサー恩納店にて

水深5m程度のところまでの体験ダイビング。
初体験だったのですが、二度目の方用の30分コースを選択。

 




店のシャワールームで水着とウェットスーツに着替えて待機。
密室となったシャワールームは簡易サウナ状態で、スーツを着るだけでも重労働。
汗だくに。
やっと着終わるが、熱くてすぐに上半身だけ脱ぐ。
インストラクターさんの日焼けした、無駄な脂肪のない体と比較すると、白く脂身のおおい体はさらすに耐えられないかも……。


同意書などを書かされ、簡単なレクチャーを受ける。
その後、マスクとフィンを渡され、船の停泊されている砂浜まで移動。
天気は晴天。
水温28度。
腰まで水につかりながら、船の梯子に移動して船上の人に。
この辺、まだ余裕あり。

船上で、大切なこと三つを学ぶ。
まずは呼吸の仕方。
レギュレーターを使った口での呼吸。
自分で空気を吸い出すのではなく、勝手に出てくるものなんだということがわかる。
レギュレーターを咥えて口での呼吸をするのだけれども、インストラクターさんのタイミングに合わせようとすると辛い。
とりあえず過去、マラソン競技などで得た吐く呼吸と同じらしいのでなんとなく飲み込める。
水の中だともっとしやすいらしい。
これが命綱なんで、とにかく吐くことを意識意識。
そして、水が入った場合などでも慌てずにレギュレーターを咥えたまま舌で水の浸入を防ぎながら、レギュレーターのボタンを押して排気しながら口にあてる、とか。

次にマスクの使い方。
主にマスク内に水が入った場合の対処方法。
上のほうを押さえて軽く華から息をだせばでていくとのこと。
まあ、なるようになるかな?

そして耳ヌキ。
苦手。でもそんな意識しなくてもできるようになるとのことなんで、なんでも実地体験。ということでやってみることに。

基本的に体験ダイビングでは呼吸をすることと、耳ヌキを忘れないことで、インストラクターさんが引っ張ってくれるのでやることはない。

そして一通りのレクチャーを受け、いざ水の中へ。
BC(圧縮空気の詰まったタンクのついたジャケット)をつけられる。これとスーツが浮力を持ってるので浮くらしい。
で、浮いたままじゃ沈まないので、腰に二キロの錘をぶら下げられる。
この時点で二十キロくらい?
……少し不安に。
一緒に潜る初体験の友人も同様の顔色。
どれぐらい不安かというと、いい大人が、自分よりも若いアンちゃんの言うことにいちいち「はい!はい!」って返事するくらい真剣になるような不安。
で、いざ水の中にはいるために船べりへ。
足にフィンをつけられ、船べりに座ったまま反転。
レギュレーターを咥えて呼吸をしながら、指でOKマーク。
このOKマークがなによりも大事。すべてはこのサイン次第。
で、OKなんで、そのまま海中に落下。
視界が海水に支配され、沈む!と思いつつも、すぐに浮上。
BCの浮力あなどりがたし。
もともとライフジャケットから開発されてるらしいから、そりゃそうか。
で、船べりのロープに捕まりながら呼吸の練習。
顔を水につけて足を伸ばしてみる。

視界に広がる海中の世界。

こんなに透明だったんだ。
沖縄の海って。

……と魅了されること5秒。
吐いて、飛び込んでくる空気を吸って、吐いて~、空気を吸って、吐いて~と吐くこと意識しての呼吸。
おもったよりも楽。
水の中のほうが鼻を使わない分、本当に楽に呼吸ができる。

で、暫くしてインストラクターさんが飛び込んできて、アンカーロープに捕まりながら一緒に海中へと降下。
BCのエアが抜かれ、少し体が沈んでいく。
こまめに耳ヌキしつつ、30センチ、また30センチと頭ひとつを基準にマメに耳ヌキしてのダイビング。
視界を横切る小魚と、小さなプランクトン。
そしてなにより自分がみたかった海中から海面をみあげたときの陽光の美しさ。

これが見たかったんだよなぁ。

通常、映像の中でしか見れない感動に触れた瞬間ってのは、体験したものにしかわからないもの。
海の中の景色っていうのは人間が選ばない限り、そうそう見れるもんじゃない。
この瞬間が味わいたかったからの体験ダイビング。
というか、真剣にライセンス取ろうと思った。

あとはサンゴや変な形の岩などを巡って、ナマコ、クマミノ、アオヒトデなど見つつ、30分以上の潜水。
体験ダイビングだというのに、他の客もいなかったためか、じっくり相手してくれたインストラクターさんに感謝。
(生徒としてはかなり質のいいほうらしかったです、うちら)

で、潜水時間をインストラクターさんが気にし始め、やがて浮上へ。
船の梯子に捕まり、海面へ。

重力。

本当に重力を感じる瞬間だった。
海中にいるときは浮力で拮抗がとれてるので、無重力状態なわけなんだけれど、海面に上がった瞬間。足に体重とタンクの重さと水に濡れたスーツの重さが加わる。

地球ってすげー!

ほんとそう思った。子供ができたらダイビングさせたら重力とか浮力とかって説明いらないような気がする。

で、よろよろしつつ船の上にあがり、BCを脱がせてもらって一息。
いたれりつくせり。
……ライセンスとるとしたら全部自分でやらなきゃいけないんだよね、これ。

で、一緒に潜っていた友人と、勝手にファンダイビングを楽しんだ友人が上がってきて、いざ陸地へ。
こうして体験ダイビングは一応の終わりを迎えました。

こりゃ、はまるよな。

あと、自分が女性だったら、インストラクターに惚れるよ。
ストックホルム症候群ってやつでさ。
それを言ったら、「水の中では惚れてくれるらしいけど、陸にあがった瞬間忘れられちゃうんだよね」と切なそうにインストラクターは語るのでした。

今回お世話になったマリンハウスシーサーはここです。

http://www.seasir.com/Home/onna/top.html

[2006年10月09日:一部修正]

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コメント
ボンベじゃなくて
タンク。空気タンク、な。
【2006/10/09 03:10】 NAME[勝手にファンダイビンブを楽しんでいた友人] WEBLINK[] EDIT[]
無題
あ、そっか。タンクだった。なおしときます。
ボンベはボムから来てるって話し、してたよね。確か。
【2006/10/09 17:35】 NAME[藤○] WEBLINK[] EDIT[]


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藤○
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男性
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1967/08/06
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文章関係・映像関係
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散歩らしい
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おもに国分寺~小平界隈を徘徊しております散歩人です。
仕事時間のうち何割かが散歩でできているようです。
ですから雨は苦手です。
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