幻魔大戦

日曜、家でゴロゴロしてたら、兄マックスでやってたんでついつい観てしまう。

上映されたのはわしが15歳の3月頃。
高校受験で忙しい1月に角川版の文庫本20冊を読破したような、してないような。
（たしか20巻まで当時はでてなくて、3月にでたのかな？）

最初の6巻ぐらいまではすげー展開だったのが、7巻くらいからは宗教団体の話に変わっていくという、そんな内容だったと思った。
で、映画のほうは、前半部分を土台として展開。

普通ならスルーするんだろうけど、丁度、先週、この映画みとけーとか相棒に言ったような、美輪明弘最強伝説を熱く語った記憶があったんで、見てしまったわけで。

「死んだわけではない」
「フルォイ」
のあたりが20年経っても記憶にこびりついてるし。

何度見ても思うけど、ベガってかっこいいよ、ベガ。

原作じゃインディアンのようなサイボーグ戦士とかいった描写だったような。
こっちじゃなんかわかんないけど宇宙な感じがしてます。
顔半分だけ出てたり、目がカシャンと閉まったり、右腕に接続するなんかわかんない銃が出たりと、かっこいいです。

作画の方も、クライマックスの金田さんのところはなんでこうも空間ってもんをうまく使えるのかってくらい、使いまくってアクションさせてるわけで……、センスってのは怖いなぁと。

今見るとかなりグダグダな部分もあるんですが、わし的には見といて損はないアニメだと思ってます。
20年以上前でこれかーって。

……でも原田知世のキャラはなんかとってつけのようなセリフが痛い。スポンサーから、もっと喋らせてよとか言われたんだろうなぁ。隙間隙間でオフ台詞多いし……。

ところでわしはあまりサイキックでムーな知識は疎いんであれなんですが、
ノヴァ現象ってなんなんでしょう？
「これを待っていたのよ」とかルナ姫言ってましたが、その説明もないままに話は進むんで、
俺の中ではノヴァ現象＝超能力絶対零度というステキなネーミングの最強技に繋がってます。

ノヴァ現象ってなんなのさ。