10月14日 黄金崎ビーチ

黄金崎にいったべさ。


前日から、一年前に自分を海に沈めた男が家に泊まって同行。
Ｃカードとってから初めて一緒に潜るわけで……こんな立派なダイバーになれました。
とはいえ、まだ立派までいかないか。

今回は初ファンダイブが２名、うち一人は一年前にわしと同じ日にＣカードを取って以来、一度も潜ってないという超ブランクダイバー。
なんとなく、ガイドする親方の顔にも緊張の色がうかがえたり。
エア切れダイバーの代表であるわしと、更にまだ店で一度も潜ったことのないゲストもついてたら
「誰を見ればいいんだろう」となるわけで。
とにかく迷惑だけはかけずに楽しむか、というスタイルで潜ったわけで。
ついでにxavtiのワイドレンズの威力を確かめないといかんのでその辺も確認。

まずは一本目。
ワイドレンズをぶつけたりしないようにそーっとエントリー。
まあ、ベタ薙ぎの海況でスロープのしっかりした黄金崎なもんでそこまで気にすることもなかったかも。
大瀬の外海とかならわかんないけど……。
ウェットの中にしみこむ水がひんやり感じられるそんな季節。
透明度もさりげなく上がってきていました。
10m～15m。
ゴロタを抜けてカクンと落ち込んだ斜面をおりて砂地の水底に。
人なれしたネジリンボウや、警戒心の強いヒレナガネジリンボウなんかを見つつ、砂地を流す。
しかし30分ほど経過したところで、ゲストの一人のエアがつきかけたことが判明。
親方、オクトをゲストに貸してエキジットコースをまっしぐら。
エキジットしたときにはエアがつきかけていたらしく「死ぬかと思った」ともらした親方の横顔がいつになく疲れて見えたのは気のせいだろうか……。

通算41本目。潜水時間46分。最大水深18.0m。平均水深13.0m。残圧50。
アルミ10L（190)


ランチをとって水面休息でのんびりしたあと、二本目。
親方は三本目ですが。
とにかくまったり流して安良里ビンゴを埋めようという目的を持ってエントリー。
一週間前にCカードをとったばかりの初ファンダイブゲストは常に浮いてることを意識していたとのことで、常に浮いてる感じ。
水中での姿勢もなかなか安定してるみたいでうまいなあ、と感心。
わし、最近になってようやく水中で動けるようになったばかりなわけだし。
さかさまになるとまだまだ焦るけど。
ビデオ撮りつつ、姿勢を安定させることを心がけてまったりダイブ。
水底を流して、ハナタツや、タツノイトコの子供とか見てエキジット。
そういやスカシカシパン見たの初めてだった。

通算42本目。潜水時間56分。最大水深15.8m。平均水深11.8m。残圧30。
アルミ10L（195)


撮った映像はあとで見てみる限り、よりすぎたり、遠すぎたり、フレームの中心に被写体がいなかったりと反省材料ばかり。
ワイドは難しい。まあ、それなりになんとなくなものは撮れちゃうんだけど、イメージと違う。
ライトもなあ……。

まあ、ライトは金喰い虫なんで、ワイドでイメージに近い絵が撮れてから考えよう。

でも面白いダイブだった。
次回は月末。体験ダイビングの同行予定だけれども、昨日店にいったら何度か一緒に潜ってるゲストがエントリー。ファンダイブになりそうな予感。