今頃になっちまいましたが、初潜りしてきました。
場所は大瀬崎。
湾内は波もなくベタナギ。
でもそこにポイントはそこではなく、一本目は一本松。二本目は柵下。
狙いはクマドリとピカチュウ。
……でもいませんでした。
※訂正:クロクマがいなかっただけで、シロクマはいました~。
一本目、とりあえずフィンを履こうとしたんですが、なぜか足が入らない。
前々からきついなーとか思いながら履いてたんですが、ドライにはちょっときつすぎるサイズだったようで。
まあ、そんな感じでエントリー前に軽いアクシデントがあっても、中に入ってしまえばノープロブレム。
左手に付けられたダイコンさんで深度をみつつ、位置確認。
なんか嬉しい感じです。
これまでガイドさんについて潜ったとしても、そこがどこなのかもよくわからないし、どんぐらいの深さなのかもわからない。
20m以深の水底から見上げる空は太陽の光が遠く白く見えるだけ。
そこを横切る魚の群がいることに、自分が水の中にいるのだということを再認識させられる。
普通、見るものがマクロなものばかりなんで、こうした海全体を見るような光景、景色をどうしたら再現できるものか……、それが自分のやってみたいことだったりする。
そこになんだか一歩近づけた気がした。
僕のエアが100切ったあたりでエキジットする方向でゆっくりと浮上開始。
凸出さないようにとりあえずゆっくりと、ゆっくりと。
たまーにここにいなさい、と注意されて40秒ぐらいとどまったり……とダイコンがあるからこそのダイビング。
こんなちっぽけなコンピュータ野郎に自分のダイビングを支配されてるのかーとか思ったけれど、自分自身じゃ残留窒素なんてわかるわけもなく、とりあえず従うしかない。
で、エキジット。
休息時間中に昼食。
浜でボーっとベタナギの湾内を見つつ、お弁当。
アルファベットが三つ並ぶ某大手ショップのダイビングなんかを遠めにみつつ、やってきた白黒の猫と遊ぶ。
のどかな時間。
ただ静かに時間だけが流れていく。
今頃みんな仕事してんだろうなあ、とか思いつつ、まあ働きすぎの分をいま取り戻してるんだし、とか自己弁護しながら休む。
で、二本目。
長い道をカートを押しながら進むどりわーの店長。わしとゲストのゆっきーさんは後からのんびりついていく。
途中坂道では手助けしたりしながら、柵下到着。
ここでアクシデント発生。
わしのフィンストラップのフィン側の止め具がなくなってました。
……一本目のエキジットのときに外れたのか!?
まあ、幸い、この日はフィンストラップをバネ式に替えた日だったので、前使ってたやつがそのまま残ってました。
でもフィンがきついのではけない……。
陸上のスロープとかで履いてたときはぐっと押し込んではけてたんだけど、水の中じゃ厳しい感じ。
そんなわけで次のダイビングでは、ショップのドライフィンを借りてみることに。
まあ、このストラップの止め具を取りに戻るのにドライ着たまま柵下からメッシュを置いてあるサービスまでのながーい道のりをとぼとぼ歩きつつ、湾内ののどかな光景に癒される。
……そのうち湾内でも潜ってみようかなぁ。というか潜ったことないし。
でもってエントリー。
ゴロタの間に潜むガンガゼに注意しつつ潜降。
とりあえず一本目でみつからなかったクマドリとピカチュウ探し。
けどいない。
わしは中性浮力を取ることに必死。というかそれがこのダイビングの目的だし。
後半になって意識してエアを入れることでなんとか取れてきたかなぁと。
でもウエイトが重いのか、まだ沈み気味。現状10+1kg。
次のダイビングで1kg減らしてみようか……。浅瀬にいったら浮いちゃうだろうけど……。
2×2、1.5×2、1×2の組み合わせで9kgかなぁ。
エキジットに向かう途中で、ナンヨウツバメウオがじっとしてました。
なんだか弱ってるらしい。
浮きそうになる身体を岩を掴んで浮上を防ぎつつ、とりあえずエキジットポイント到着。
バディに上がりますね、とサインを出して浮上。
水面でシュノーケルに直してエキジット口までずるずる泳ぐ。
途中、店長がフィンを脱がしてくれる。
が、脱がすのに相当苦労してた。やっぱりきついのかなぁ。
というか今まで使ってきて浅めに履いてたってことなんだろうから、よく脱げなかったなぁ。
まあ、そんなこんなで大瀬館の風呂に使ってのんびり。平日なためかわし一人だけ。
で、いつものようにどりわー号に乗って東京へ。
途中のファミレスでログ付けして、ゲストと別れて国分寺へ。
国分寺のショップに戻ってみると、スーツ姿の人間が!!
そういや昼間、スーツ姿の弟さんは想像できん云々をわしがゲストの方に話してたなぁ。
お客さんもいてなんだかダイバーになりたいと講習を申し込みにきていたらしい。
……三ヶ月前のわしもそうだった……。
今週、OW講習に同行して自主練習しようかと思ってますが、仕事次第。
行きたいなあ。
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