ジャック・マイヨール『イルカと、海へ帰る日』

いろいろあってなんか読んでみたり。

上海生まれで、唐津で最初に海に潜ってイルカに出会ってみたり、イヌイットと暮らしたかと思えば、フロリダで、イルカに呼吸法とコミュニケーションの取り方を習うなど、好奇心の赴くままに生きてきた人間なんだなぁと思うわけで。
『グラン･ブルー』でその存在を知り、テレビの特集で晩年は千葉に住んでいたとか知ったり、ネットで自宅で首を吊って自殺したという話を知った。
晩年は老年性のうつ病だったらしいが。

まあ、この本なんですが、彼自身の半生というか、彼がいなければ人間にもブラッドシフトが起こったり、地上で60あった脈拍が、水中で26回（28回だったっけ？）になったりするなんて事実がわからかったわけで、海に潜るおいらとしては、彼の残したデータってのが役立ってたりするわけです。

でもまあ、フリーダイビングの世界をネットとかで垣間見てみると……おいらには無理。
ダイブギアを使った、出来うる限りストレスの少ないダイビングで十分です。